レスト(またはブリッジともいいます)とは、手玉の前にカメラの三脚のように置く手のことです。
プロやAクラスの方から見れば、このレストの組み方でその人のレベルがわかるくらい、重要な要素となります。
大切なのはキューがきちんと固定されていること、押しても引いてもズルズルと簡単に動かないことなどが挙げられますが、様々なパターンがあるので初心者の方には複雑に見える点だと思います。
まず最初に覚えなくてはならないのはスタンダードブリッジです。
スタンダードブリッジのポイントとしては
①中指、薬指、小指の3本がきちんとラシャについていて、グラグラしないこと
※この写真は薬指が浮いていますが、上級者でもこのようなブリッジを組む方は比較的多く見受けられます。
②シャフトを上から押さえ込む人差し指は、出来るだけシャフトを絞り込むようにホールドすること
などが挙げられます。
よく、人差し指の付け根、親指側の部分をシャフトに沿わせるようにホールドする方がいますが、私はこのやり方はあまり好ましくないと思っています。
というのは、テーパー的にはシャフトも少しずつ太くなっていますので、キューを出せば出すほどそのテーパー分だけコジって出していくことになるからです。(この写真の場合は、太くなる分キューが左側に出て行くことになります)
左右のテーパーが真っ直ぐ出て行くことをイメージすると、シャフトをホールドする部分は人差し指と中指、親指の上の「輪を構成する部分」だけなのが好ましいと思っています。
これは、あくまでも個人の主観であり、プロの中にもこのようなブリッジを組んでいる方も居られると思います。ただ、私が若干神経質なだけかもしれません(笑)


0 件のコメント:
コメントを投稿