2015年1月10日土曜日

フォーム①-スタンスの取り方-


ビリヤードはテーブルに対して上半身を屈めて構えます。
その際の両足のスタンスの取り方は大きく分けて2種類あります。
「オープンスタンス」と「クローズドスタンス」がそれです。
オープンは前方に対して左右に開き気味のスタンス、クローズドはキューの方向に対し平行、縦気味に構えるスタンスです。

この2種類のスタンスは使い分けが必要です。

たとえば、オープンはどのような時に使うかというと、手玉と先玉、そしてポケットを結んだ角度が大きい時に、クローズドは手玉と先玉とポケットを結んだ線が直線に近いストレート系の玉や、ハードショット時に使います。

オープンスタンスの場合、身体が前方方向に対し左右幅のバッファが広がります。玉を見る時の顔の向きが左右に余裕が出来るのですね。そのため、角度がある玉をじっくり狙うことが出来ます。右利きの方は概して左方向のポケットに入れる玉が苦手になり気味で、クローズドスタンスだと左方向に顔がむけづらくなるためにオープンスタンスのほうが有利になります。

角度がある玉を入れるのにハードショットをするシーンはあまりありませんので、オープンスタンスでじっくり狙って入れていくのがベターです。

一方、クローズドスタンスの場合、脇が開き気味になるので、キューをスムースに真っ直ぐ出しやすくなります。オープンスタンスよりも真っ直ぐ出しやすいのですね。スムースに出しやすいということは強く突くこともできるということになります。

たとえば遠めの玉を入れてグイーッと引き玉をかけたいときなども、キューが出しやすいのでクローズド気味のスタンスとなります。

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